私たちは消費者にとって、おいしいお肉で「安心・安全」なものを作るために、日々追求していきます。

牛は私たち人間と同じです。
小さい時にはワクチンを打って免疫をつけます。そして、エサを草をいっぱい食べさせて大きく育てます。
なかには、風邪をひく子もいます。
その場合は、熱を計り、適切な処置をしています。
牛と人間の違いは、人間は草(セルロース)を消化できる機能を持っていないことです。

保管している一番牧草

牛は草食動物なので、草は栄養価の高いものをあげます。

自家産乾牧草
自家産乾牧草

牧草は、大きく分けると「乾牧草」と「サイレージ(発酵した草)」の2種類に分けられます。
当社は乾牧草を基本として毎日新しいものを一日に2~3回、配合飼料とのバランスを考えて与えています。

配合飼料(1)
配合飼料(1)
配合飼料(2)
配合飼料(2)

配合飼料とは、トウモロコシ、ふすまなどを配合・加工したものになります。
肉牛の場合、最大で配合飼料を1日10kg前後食べるようになります。

乳酸発酵させたビール粕
乳酸発酵させたビール粕

近隣のビール工場で出たビール粕を乳酸発酵させて与えています。

ビール粕とは、ビールをつくる際に残る麦芽の粕のことです。
水分が80%近くあるので、夏場では一日で腐ってしまうため、大きな袋(フレコンバッグ)に詰めて管理しています。

牛舎のようす(朝ごはんを食べてくつろぐ牛たち)
水飲み場
水飲み場
牧草を食べている様子
牧草を食べている様子

水飲み場・床についても定期的に掃除しています。
牛舎は新しい空気を常に取り入れられるようにし、この子たちが毎日安心して、ストレスなく暮らせるように気をつけています。